元恋人の甘い痛み【完】
再会初日。部下が一日間違えて優里に伝えていたらしく一日早く部屋へと来た優里。


また女と居る最悪の状況の中の再会となった。まさかこの様な形で再会するとはな。お前と俺は運命が邪魔をしているらしい。運命を憎みつつも、あの場は冷たい態度を取るしかなかった。


玄関のドアを閉めた後も、お前の顔が頭から離れず、俺らしくもなくずっとドキドキと胸が高鳴っていた。


久し振りに見るお前は清楚で綺麗で…誰もが惹かれる様な良い女になっていた。

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