元恋人の甘い痛み【完】
まさか再会がこんな形になるなんて思わなかったが。


優里の俺を見る目が冷たい。無理もないが、久しぶりに再会できる事を楽しみにしていた俺としては残念だった。


久しぶりの再会にも関わらず優里の機嫌が悪くかなり怒っている。


だがそんなお前がまた可愛いと思ってしまう俺は相当重症だな。


いや、可愛いというよりは別嬪という言葉が似合うか。


お前は本当にいい女になった。


七年前の面影はそのままに綺麗になった。
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