元恋人の甘い痛み【完】
雷牙の言葉の意味は理解出来ない。私の事なんて放っておいたら良いのに、どうしてあんなお節介をするの。


放っておいてくれたら、こんなに胸がつっかえる事も喧嘩をする事も無かった。


って…人のせいにばかりし過ぎよね私。


私の言い方が悪かったし、まだ直ぐには謝れないけど、仕事はちゃんとしなきゃ。


暫く中庭で一人ベンチに座り過ごした後、秘書室へと戻りスケジュール帳を手に社長室へと入った。


「…失礼します」


静まり返る部屋。


人の気配が無く雷牙が居ない?
< 394 / 709 >

この作品をシェア

pagetop