元恋人の甘い痛み【完】
どれくらいの時間が経ったのだろうか、デザートも食べ終え珈琲を飲みながら言葉を交わす。


「大学を卒業して直ぐ就職したの?」

「いや、二年間留学をして経営学を学んでから今の会社に入った」

「エリートね」

「そうでもない。色んな事があり苦労もしたからな」

「女の苦労?」

「まあそれもある」

「でしょうね」


貴方の事を本気な女は沢山いたはずだもの。今だってそう。何人もの女を骨抜きにしてるんだもの。雷牙の過去が目に浮かぶ。
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