元恋人の甘い痛み【完】

「本当強引な性格ね」

「直し様がない。直すつもりもないがな」

「そんなだから余計女が寄って来るんじゃない?Mな女が」

「興味ないな。お前がMなら話は別だが」

「私はMじゃないわよ。普通よ普通」

「何処が普通だ何処が。牙ばかり立てやがって」

「貴方が悪い」


こんな会話でさえ楽しく思えるのは、雷牙への見方が変わったからかしら?


前の私ならこんな風に二人になったりしなかったと思う。仕事を一緒にする様になって、昔と違う雷牙が見えて変わったんだろうな。
< 520 / 709 >

この作品をシェア

pagetop