元恋人の甘い痛み【完】

セレブな知り合い。


ここの社長の事なんだけれど、そんな事ばれてしまったら雷牙の名前もそうだけど私の身も危ないわよね。


何されるか分かったものじゃない。


「今日、社長は会社へ戻られるんですか?」

「分からないみたい。会議の終わった時間で決めると言っていたわね」

「そうですか、分かりました」


女性社員は秘書室を出て行った。


もし、このまま雷牙と本当の恋人になったら…私は此処を辞めなきゃならないわよね。


それはそれで凄く寂しい。
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