元恋人の甘い痛み【完】

「よし、買い物にでも行くか」

「買い物って?」

「今夜は此処でハンバーグ作るぞ」

「え、ここで!?」

「ああ。夜のディナーはいらないと伝えてある。必要なものも揃えさせてあるし食材を買いに行くぞ」


雷牙も私もベッドから起き上がると服に着替えて、外出する用意を進める。


私がハンバーグを作れる様になりたいと言ったから、雷牙この日の為に予定を立ててくれたのね。


いつもおかしな事を言う貴方だけど、私の言った事を覚えててくれて実現してくれる所も雷牙らしいわ。
< 670 / 709 >

この作品をシェア

pagetop