Flower*Sky
「あっお金忘れちゃった。」

「俺が出すからいいよ。」

「すみません…」

なんか悪いな。

「どれがいー?」

「わたしは紅茶で。」

「じゃっ俺もー。」


…っ!
かたッ‥
ふた開かないし。

それに気づいたのか先輩が
「貸してみ。」

くいっと回して
すぐに開けてくれた。

「ありがとうございます。」

「どういたしまして☆」

だっだから
その顔で見ないでー…
また、思わず目をそらしてしまった。
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