Flower*Sky
教室に戻ると、すぐに
席に座って机の上に倒れ込んだ。


なんかだるい…



「ちょっと菜緒!」

ガラッッ!とドアを開けて
ミクが入ってきた。

「なに?」

「わたしのこと
 おいていったじゃん!」

「…ごめん。」

イチャついてたくせに…


「菜緒熱でもあるの?
 顔赤いよ?」

「うそ?やっぱそうかも。」

「ほら!あついもん!」

わたしのおでこに手をあてて言う。
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