【完】君に出逢えて
「おぅ。」


とかっけつけて言うと、依麻はパァッと表情を明るくした。


「やっぱり!龍くんだ!!」

「久しぶりだな?依麻。」

ガラリ


今度は小麦色に焼けた肌の少女だ。


もっともよく知る萌愛だ。

「萌愛?萌愛じゃない?」

「は…、え、依麻…?」


「うん、久しぶり。萌愛」

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