アルバと風の世界
「今まで、名前を伏せていたことをお許しください。
こ虹風の世界に戻るまでは危険なので明かせませんでした。
私の名前は、アマンです。虹風の王家の護衛長をしていました。

3週間前くらいから、黒風軍が虹風に進入しそうになって
結界を閉じてもらったんですが・・そのときに、ルシアさまは
結界の側に走り出て異空間へ飛ばされて
行方知れずになってしまったのです。

あとを追って、私も異空間へ飛び込もうとしましたが、
そのときに、黒風軍に襲われて私は、肉体を失ってしまったのです。
かろうじて魂のみ、異空間のひとつの
夕焼けの世界に行けましたが
何もできず、ただルシアさまの側で漂っていました。

すると向こうの異空間のひとつの夕焼けの世界で
空風の王家のラキアさまが同じ館の主に預けられたのです。
驚きましたが、これも、風の世界の復活に
必要だったからだと気づきました。

それでも私は、意思を伝える手段がない魂のまま
見守るしかなかったのです。

その間に、夕焼けの世界と風の世界のこと
時間の流れの違いなど学ぶことができました。

何か意思を伝える手段があればと思っていましたら
アルバさまが、ちょうど予想マシンという
ロボットを作っておられました。

これは、ちょうど良いと、早速、中に
入らせていただきました。
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