アルバと風の世界
夕焼けの世界へ
目を開けたときは、懐かしい
紫の木の館の前でした。
目の前には、夕焼けの世界のラティフォーリアの花畑が
広がっています。

アマンが教えてくれたように時空トンネルのおかげで
出かけた時間に戻ってこれたんだと直感していました。

目の前で、フォーリア長老が、びっくりした顔をしながらも
ほほえんでいます。
「アルバ、お帰り」
声を聞いたとたんに
帰れた喜びとラキアやルシアとの別れと
風の世界の再生の喜びと
いろんな思いが一度にあふれていくアルバです。


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