*君の全てを愛してる*
Chapter*4
HRが終わると俺は教室を飛び出た。




「はぁ・・・ッはぁ・・・ッ」




猛ダッシュで保健室へ向かう。





すると、一人の女と廊下の曲がり角でぶつかった。





「あ・・・」




前原梨乃・・・だっけ。


前原は高森がいつも仲良さ気にしてるから顔は覚えている。




「ごめ・・・」



謝ろうとしたが、前原に腕を掴まれ遮る。




「春瀬君、ちょっと私と屋上に来てくれない?」






「は・・・!?」
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