*君の全てを愛してる*
side明日翔




目を覚ますと、そこには白い天井が見えた。



「あれ・・・?」



体をゆっくり起こす。




「明日翔・・・ッ」
「目覚めたんだ!よかった・・・」




私が寝ていたベッドの横には梨乃ちゃんがいた。




「梨乃ちゃん・・・私・・・何で?」



あの後、どうなったのか分からず梨乃ちゃんに聞いた。





「明日翔、倒れちゃったんだよ」
「ゴメンね、話しがいきなり過ぎたよね」



「うぅん・・・!」
「梨乃ちゃんが謝る事じゃないよっ」




梨乃ちゃんの目は少し潤んでいて、腫れていた。





















・・・春瀬君。
何で・・・?
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