灯火-ともしび-

姉×弟

作者『というわけでシークレットクロストーク第二弾は姉と弟!
さくっと自己紹介しちゃってー。』

「…適当ね。まぁいいわ。
大学4年の安元夏海です。さっきちょっと暴走してた小夏の姉です。」

「あれ、兄ちゃんと付き合ってるって言わないんすか?」

「いっ…言う必要ないでしょ?
ほら、あんたの番よ。」

「あーっと、オレ、安達流馬。高校2年。小夏と付き合ってる。」

「泣かせてばっかり、の間違いじゃないの?」

「なっ…ま、そーだけど、それは悪いって思ってて…。」

『はいはいはいはいそこでケンカしないでー
夏海の言いたいことも分かるけどー。』

「でしょ?だったら言わせ…。」

『てるとほら、ページあんまりないからさ。
それじゃ今度のお題は、自分の妹と兄について!どうぞー!』

「…また随分とざっくり話題を振っていなくなるのね、作者って。」

「さっきもそんな感じだったじゃないっすか。」

「で、どうする?私が先に言えばいい?」

「そ、そうっすね。小夏の話、聞きたいし。」

「小夏は…よく泣くわね。うじうじするし、よく病むし。」

「え、そうなんっすか?」

「ええ。あんたのことで小夏がどんだけ泣いたことか!」

「それは…っ…オレも色々あって…。」

「色々って何よ?」

「いやだから…。」

< 60 / 85 >

この作品をシェア

pagetop