[BL] 俺は可愛くなんかねぇー!

 「・・・ねーし」

 
 ほかにもいっぱい探したけど・・・


 「なぁーーーーーい」

 「何がねぇーんだ?」


 声がした方に振り向く。

 
 「・・・ぃ」


 怖すぎて、思わず声が漏れてしまった。


 「んで?何がねぇーの?」

 「ぇっとですねぇ・・・」

 「うん」

 「おっ、俺のケータイが!!そう!!俺のケータイ!」

 「・・・ベッドの上に、あんじゃん」

 「・・・・・、俺の・・・その・・・」

 「・・・・?」

 「ごめんなさい」

 「・・・ふ、怒ってねぇーよ」

 「ぇ・・・?」

 「いや、お前のことだし、どーせ『エロ本とかねーのかなぁ?』って感じだろ?」

 「恐るべし・・夷乃様」

 「お前はアホか。」

 
 やっぱ夷乃と喋るの楽しいなぁー


 「んで?エロ本あんの?」

 「ねーわ」

 「えぇ!?それでも健全な高校生男児なの!?」

 「・・・は、まじで言ってんの?」

 「ぇ・・?」


 夷乃の目が、いつになく真剣になった
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