奇妙な関係 ~オスとワタシの奮闘記~

好きなものは好き

「文美……」



ん……誰?


誰かが呼んでる声がする。



「文美!!」

「んっ……」

「起きろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

「んあっ!?」



あまりの大声にびっくりして飛び起きた。



「煩いな!! 耳元で叫ばないでよね!!」

「はぁ!? 遅刻してぇんならそんまま寝てろ!!」



え?


遅刻!?


時計を見ると、もう間もなく七時半を回りそうだった。



「いやぁぁぁ!! 嘘でしょ!? お母さんってばなんで起こしてくんないの!?」

「聖子たちなら夫婦水入らずで昨日から旅行行ってんだろうがよ!! っつかいい歳なんだから朝くらい一人で起きろよな!!」

「いい歳って何よ!? そういう言い方な……」

「時間」



ぬあぁぁぁぁ!!


そうだったぁ!!


春ちゃんが呆れている中、バッタバタ準備をした。





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