『主夫』だって『恋』してますけど何か?


優さん、逃げないって言ったのに・・・・


いなくならないって言ったのに・・・・


ごめんなさい。



遥先生とは本当に何にもないです。


遥先生が素直に俺への気持ちを
ぶつけてくれたお陰で、素直に
優さんを好きって言ってきた事が
悪くないなって思えたんだ。



好きって素直に言われたら
嬉しかったから。



優さんが少しでもそう感じて
くれてたらいいかって思った。





優さん・・・・・俺、これからも
優さんの事ずっと好きだよ。





でもね・・・・・・さよなら。



今までありがとう。






--------------


「おはようございます!優さん。」


「・・・・・・・・・・・・・」

次の日の朝、優さんは無言。


「あれっ・・・もう仕事いっちゃうんですか?」

俺の顔を見るなり、優さんは
鞄をもって玄関に行く。


「ママ〜いってらっしゃい!」

俺がカイトを抱えて慌てて
玄関に行くとマリンが
既に手を振っていた。


「・・・・いってきます。」

マリンの頭を撫でる優さん。


「あ〜ママ〜ママ〜」

俺はカイトを突き出した。


「・・・・・いってきます。」
チュッ・・・・


バタン・・・・





最後のお別れはこんなもんか。



しばらく玄関に佇む俺。



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