『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「小夜子を好きだったのは昔です。
今は優さんだけです。
好きの大きさなら
優さんへのが何倍も大きいです。」
俺は優さんの手を握る。
「・・・・・・・/////」
優さんは真っ赤な顔で俺が
握った手を自分の顔に寄せた。
俺の手の甲が優さんの頬に触れる。
「・・・・・・私、馬鹿みたい。」
優さんは恥ずかしいのか目を閉じる。
「・・・・なんで?」
そんな優さんの顔を近くで
見たくて手を握ったまま、
畳の上に寝そべった俺。
「・・・・・ウ〜・・・」
優さんの向こうには、カイトが
寝言をいいながら眠り、
俺がさっきまで寝ていた布団に
マリンがスヤスヤと寝息を
たてているのが見える。
「・・・・昔の話しでも、和樹が
他の女に好きだって言ってたと
思うとイライラする。」
「・・・・優さん、過去は消せないから。
俺だって藤堂さんと付き合ってた
優さんの事想像しただけでムカつくよ。
何で、優さんの初めては全部・・・・
俺じゃなくて藤堂さん
なんだろうって思う。」
ねぇ、優さん気付いて?
それは、ヤキモチって
いうんだって・・・・
でも嬉しいよ。
優さんが俺にヤキモチ妬いて
くれる日が来るなんて。