『主夫』だって『恋』してますけど何か?


「小夜子を好きだったのは昔です。

今は優さんだけです。
好きの大きさなら
優さんへのが何倍も大きいです。」

俺は優さんの手を握る。


「・・・・・・・/////」

優さんは真っ赤な顔で俺が
握った手を自分の顔に寄せた。


俺の手の甲が優さんの頬に触れる。



「・・・・・・私、馬鹿みたい。」

優さんは恥ずかしいのか目を閉じる。


「・・・・なんで?」

そんな優さんの顔を近くで
見たくて手を握ったまま、
畳の上に寝そべった俺。


「・・・・・ウ〜・・・」

優さんの向こうには、カイトが
寝言をいいながら眠り、
俺がさっきまで寝ていた布団に
マリンがスヤスヤと寝息を
たてているのが見える。



「・・・・昔の話しでも、和樹が
他の女に好きだって言ってたと
思うとイライラする。」


「・・・・優さん、過去は消せないから。

俺だって藤堂さんと付き合ってた
優さんの事想像しただけでムカつくよ。

何で、優さんの初めては全部・・・・
俺じゃなくて藤堂さん
なんだろうって思う。」



ねぇ、優さん気付いて?



それは、ヤキモチって
いうんだって・・・・



でも嬉しいよ。


優さんが俺にヤキモチ妬いて
くれる日が来るなんて。




< 454 / 532 >

この作品をシェア

pagetop