『主夫』だって『恋』してますけど何か?
次の日の朝。
渋滞も考えて早めに実家を出る。
「つまんねぇの〜!」
義樹が可愛い顔で不満を漏らす。
「いい加減人のモノ
狙うのやめろよお前。」
義樹に忠告する俺。
「・・・・でも和兄まだ
結婚してねぇじゃん。」
「うるさい。黙れ。」
痛い所を突かれて義樹を睨む俺。
「まぁ優さんと幸せにやってよ!
とりあえず近場で探そっと♪」
可愛い顔で腹黒い事を考える義樹。
「お前絶対いつか刺されるからな。」
そんな感じで義樹とも
和解?してお別れ。
「バイバイまたねぇ〜♪」
マリンが車から手を振る。
「また来てね〜!」
山本家の大勢に
見送られながら車は出発。
これで楽しかったお盆休みも終了。
帰ったら主夫生活の再開だ!
そして平和な日常が訪れる筈だった。
-----------------
「優さんおはようございます!」
「おはよう。」
平日の朝が始まる。
新聞を読みはじめる優さん。
俺はいつものように
コーヒーを優さんの前に置く。
「ありがと。」
ちょっと違うのはお礼を
言われる数か増えた事。