『主夫』だって『恋』してますけど何か?
唇を離してまた二人で見つめ合う。
やばい・・・・
これだけでも幸せな筈なのに
別の欲求が・・・・
すぐ傍にはマリンと
カイトが眠っている。
今日は隠す襖もない。
ここは我慢だよな・・・
優さんを見つめながら
葛藤する俺の理性と欲求。
「ハァ・・・・」
ついついため息。
「何急に・・・・ため息なんて。」
優さんが軽く笑う。
「いや・・・
男には色々とありまして。」
ガタッ!
ん・・・・・?
何か物音・・・・・
ヒソッ・・・・
(コラッ押すなよ!)
(友兄でしょ。)
(いいわね〜
意外とラブラブじゃないの♪)
(どうせなら我慢するな和樹!)
(チッ・・・)
「「・・・・・・・・・・・・・・・」」
忘れてた。
ここ、俺の実家だ。
ガラッ!
俺は立ち上がり思い切り
座敷の襖を開けた。
「「「うわっ!?」」」
「「きゃぁ!?」」
倒れ込む桃姉以外の
山本家一同。
「悪趣味すぎだろ!!」
怒鳴る俺。
こうして、山本家での
一日は終わった。