『主夫』だって『恋』してますけど何か?


唇を離してまた二人で見つめ合う。



やばい・・・・


これだけでも幸せな筈なのに
別の欲求が・・・・



すぐ傍にはマリンと
カイトが眠っている。


今日は隠す襖もない。



ここは我慢だよな・・・



優さんを見つめながら
葛藤する俺の理性と欲求。



「ハァ・・・・」

ついついため息。


「何急に・・・・ため息なんて。」

優さんが軽く笑う。


「いや・・・
男には色々とありまして。」



ガタッ!



ん・・・・・?



何か物音・・・・・




ヒソッ・・・・
(コラッ押すなよ!)
(友兄でしょ。)
(いいわね〜
意外とラブラブじゃないの♪)
(どうせなら我慢するな和樹!)
(チッ・・・)




「「・・・・・・・・・・・・・・・」」


忘れてた。


ここ、俺の実家だ。





ガラッ!

俺は立ち上がり思い切り
座敷の襖を開けた。



「「「うわっ!?」」」
「「きゃぁ!?」」



倒れ込む桃姉以外の
山本家一同。



「悪趣味すぎだろ!!」


怒鳴る俺。



こうして、山本家での
一日は終わった。



< 456 / 532 >

この作品をシェア

pagetop