『主夫』だって『恋』してますけど何か?
「よかったら高松さんの事も
是非取材させて下さい!」
小夜子は優にお願いした。
「当社でよろしければ。」
一生懸命な小夜子の姿は好印象で
笑顔で了承した優。
「わぁ、嬉しいです♪
ありがとうございます!」
屈託ない笑顔で笑う彼女。
(可愛い娘。
仕事で得するタイプね。)
小夜子をみてそう思った優。
それからまた、藤堂と打ち合わせ
をして、始まったイベントを
チェックする優。
時間が過ぎるのはあっという間で
気付けば13時を回っていた。
(・・・・うそ。
もうこんな時間。)
ケータイを確認して慌てた優。
和樹からの着信が2回と
メールが1通届いていた。
優は和樹からのメールを開く。
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件名:なし
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優さん忙しそうなんで
イベント会場のベンチ
にいますね。
さっき福引でカイトが
圧力鍋当てました☆
カイトは天才です。
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(カイトは天才って・・・
運がいいだけでしょ。)
和樹の、待たせてる事を
気を使わせないメールに微笑む優。
イベント会場の裏にいた優は
待っている和樹の元へと向かった。