『主夫』だって『恋』してますけど何か?
<優Side>
「おはようございます。」
「あっ高松さん
おはようございます!」
優は家をでて、直接
百貨店に行った。
「おはよ。高松さん。」
「おはようございます。
ミーティング始めますか。
これ、一応まとめてきたデータです。」
「ありがとう。助かるよ。」
業務的な藤堂とのやり取り。
ここ最近、藤堂は仕事以外で
一切絡んでこないお陰で
優は仕事がやりやすかった。
「藤堂さん、そちら、
コンサルティング会社の
高松さんですよね?」
藤堂と打ち合わせをしていると、
藤堂側のイベントのメンバーでは
みた事がない女性が声をかけてきた。
「・・・・ああ。
倉野さん、紹介しとく。
高松さん、こちら今うちの会社に
取材で来てる倉野さん。」
藤堂が女性を優に紹介する。
「初めまして。
○○○編集社の倉野小夜子です。
今回グローバルラインさんの
百貨店立て直しの取材をさせて
いただく事になりました。」
小柄だが、意思の強そうな瞳に
ショートボブが良く似合う
綺麗な女性は名刺を優に渡す。
(・・・・・・小夜子。
・・・・まさかね。)
「初めまして。
○○コンサルティングの高松優です。」
優も名刺を差し出す。
「お会い出来て嬉しいです。
私、高松さんに憧れてたんです。
男性に負けない仕事ぶりに
モデル並の容姿。
働く女性の見本ですよね!」
小夜子は愛嬌ある顔で笑った。