『主夫』だって『恋』してますけど何か?


どうしよう・・・・

中川さんはまた
俺のズボンに手を持っていく。


また理性との闘い?

いや、どう見てもこの状況
理性保つとか言う問題じゃなくて
既に襲われてる最中だし・・・・・・


そんな事考えていたらズボンの
チャックを開けられた。



「だからダメですってば!
僕は優さんだけなんです!」

マリン達に気づかれないように
小声で、でも強めに言った。


「でも、体は正直よ?」

チャックを開いた所を
指差す中川さん。



「そっそれは勝手に・・・・・」

男ってそんなもんです。



「気持ちよくしてあ・げ・る♪」

上目遣いで俺をみてからまた手を
開いたチャックに持っていく。



もうこのまま流されてしまおうか・・・・

そんな事を一瞬考えてしまった俺。



いや、ダメだ・・・・


優さんだけって誓ったんだ。


どんなに愛されてなくったって・・・・



ガバッ!!

「俺は優さんだけなんです!!」


「きゃっ・・・・!?」


出せる限りの力を振り絞り
カイトを左手でもち、右手で
床を押しながら立ち上がった。


俺の足の上にいた中川さんは
足元で座り込んだ状態になる。



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