『主夫』だって『恋』してますけど何か?


よし!良く言った俺!!

心の中でガッツポーズをする。


「パパ!なんでパンツみせてるの!!
はずかしいじゃない!」

いきなり叫びながら立ち上がった
俺を見たマリンが怒りだした。



「あっ・・・・・」

俺のズボンは中川さんに
チャックを開けられ、
捕まれていたから、
立ち上がった際に一緒に
ずり下ろされていた。



「・・・・うっ・・・
うわぁぁぁぁぁぁ〜ん!!」

急に抱っこしている俺が
叫んだからか泣き出したカイト。


「カイト〜、ごめん、ごめん!」

ズボンを下げたままカイトをあやす。


「パパ!はやくズボン、はいて!」

怒鳴るマリン。


「あっああ、ごめん・・・・!」


「もう!マリンはずかしくて
ミノル君とあそんでられない!」

そう叫んだマリンは、中川さんに
今日は帰ってと言った。



「そう〜?解ったわ、マリンちゃん。
今日はミノルと帰るわね。
じゃぁまたね!高松さん♪」

そう言って中川さんは帰って行った。



良かった〜・・・・・



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