恋桜満開CHU!


「違うの、零央…」


零央が嫌なわけじゃない

そんなんじゃないのに…


「私も、そろそろ行かなきゃ…」


1人寂しく登校していると、校門のところで誰かに声をかけられた


「先輩、ちょっといーですか??」


見覚えのない男の子だった


ただ背は低いものの、(零央ほどじゃないけど)整った顏をしていた


いわゆる美形というやつだ


「先輩のこと、気に入っちゃって」


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