恋桜満開CHU!


「椎名!!!」


ある日の放課後、海斗は息を切らしながら走って来た


「海斗…どうしたの??」


はぁ、はぁと息を整える


落ち着きを取り戻した海斗は、ゆっくりと話し出した


「明日、部活でレギュラー決めをするんだけど、俺か零央のどっちかなんだ」


「二人ともやっぱり上手かったんだ!」


「やっぱりってなんだよ」


海斗は声をあげて笑った



< 154 / 427 >

この作品をシェア

pagetop