それでも僕は、お前が嫌いだ

 どっしり構えたじじぃの言葉に納得し、アベルは瞳を閉じた。

 瞼に触れるアベルの指から、思念が伝わってくる。

 外れろ、外れろ。

 同じ言葉の羅列。

 願わなくても、“そうなると確定できる”アベルの祈りにオーディンは困惑するも、こいつはそう言う奴なのだと納得し溜息を吐いた。


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