薄紅の花 ~交錯する思いは花弁となり散って逝く~



『1位 櫻澤《さくらさわ》 結斗《ゆいと》 計500』



だった。


正直紫音は聞いたことがなかった。


紫音はというか同学年の生徒たちは全員の名を把握している。しかしその場にいた紫音のクラスメイト達誰1人その名を知る人物はいなかった。故に全員が驚愕し混乱の渦が巻き起こっている。
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