隣の彼女は・・・
俺と立花旭の部屋は

さくらの部屋の両隣―――


俺たちは、二人ともお隣になったんだ。



立花旭の隣に引越して来たさくら。


もちろん、お隣とか関係なく、

さくらが

立花旭を好きだってことは、もう知ってる。


だけど・・・

チャンスが無い訳じゃない


と思ってる。



だって・・・


さくらがフラ~っとなった。




「おい・・・さくら、いいかげんにしろよ!」


立花旭が言った。


「はい・・・。」


そう返事しながらも

さくらの困った顔。




よ~し!



俺にもチャンスはありそうだ!



立花旭―――

あんたに宣戦布告に来たぜ!



俺は、さくらを手に入れる!



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