隣の彼女は・・・
「駿、おはよ~!」

ドアを開けると

鈴がいた。


「何しに来たんだよ。」


「何って?

一緒に出ようと思って。」



はあ?



「何でお前と一緒に出掛けなきゃ
なんないんだよ。」

「だって、途中まで一緒だから。」


「どこの大学だよ。」


「秘密。」


秘密って・・・

そんなこと秘密にしてどうすんだよ!



「あ、そうそう、昨日はごめんね。」



で、今さら謝る訳?



「俺、今日は、午後から講義だから。」


「あ、そうなの?

そっかあ~、じゃあ、私も午後からにしよ。」



「おい・・・
そんなんでいいのかよ。」


「うん、いい。

友だちに代返頼んどく。

そうだ、
それまで時間あるし・・・」



は?


勝手に鈴は上がり込み・・・



「しなくていいって!」

「いいから、いいから。」


勝手に洗濯を始めてしまった。



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