隣の彼女は・・・
さくらの携帯はつながらないし

神崎先生のカバンは渡さなきゃならないし・・・



結局、予備校に戻った。



「神崎先生・・・
『有也』って人知ってますか?」


さくらの男関係を神崎先生に聞くのなんだけど・・・


と思いながらも聞いてみた。


「ああ、有也先生のこと?
その人、さくらの最初の男だよ。」


あっさり神崎先生は教えてくれた。


つ~か・・

神崎先生・・・

さくらの男関係詳し過ぎだった。



実際・・

さくらの年で過去に男の一人や二人

当たり前ちゃ・・当たり前

だよな・・・



でも、ショックを受けてる自分がいた。


俺って・・・純情



なわけね~だろ!


自分のことは、棚に上げて

さくらを責めたって

ショウガナイ・・・



つ~か、俺

まだ彼氏でもないし・・・


彼氏になれるかも・・・



分からない



つ~か、俺

さくらに対して・・・

真剣なのか・・・


自分でも分からない



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