地味子の素顔

「ついた。降りて」
『うん。』

大きな建物に入っていく。

「力虎様。お待ちしておりました。」
「こいつを頼む。」

そう言って私を差し出す力虎くん。

「かしこまりました。こちらへどうぞ。」

『は、はい。』

何が始まるの?

ドンドン着替えさせられていく。

赤のドレスに着替えらせられた。

「とてもお似合いです。」
『ありがとうございます。』

「それでは力虎様の所へ行きましょう。」
『え?あ、はい。』

そして真っ暗なホールへ入った。

私は力虎君を見つけてそこまでいく。

「歌鈴。綺麗だ。」
『力虎君も似合ってる。』

白のスーツを着ている力虎君。

「今日は歌鈴に話がある。」
『う、うん。』

何だろう。

「俺と・・・結婚してくれませんか?」

ーえ?

「今まで夜遅かったのはこの準備をしてたんだ。不安にさせてごめん。」

『昨日の人は?』

「昨日の?あぁ、あれは俺の姉貴。」

あ、そうなんだ。

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