あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
「優也、執事になりなさい」


………………。


「はっ!?」


僕は、顔をバッと上げて父を見た。


「優也、お前は執事になって婚約者に会うんだ。ただし、自分が婚約相手だと名乗ってはいけない」


正直、少しだけ執事ってことに抵抗はあったけど、可愛い婚約者に会えると思うと別にいいんじゃないかとも思えた。





さやと会ってみて、見た目が可愛いってだけじゃなくて、性格も可愛いなって思ったんだ。


「僕は一目見たときから、さやの事が好きだったよ」


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