あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
優也と視線が合う。


「可愛い……」


「可愛くない」


「キスしたいくらい」


えっ!?


少しずつ優也の顔が近づいてきて……。


「さや、おはよー!!」


遠くから雪の声が聞こえた。


あたし達は一瞬固まった。


そして、あたしは優也から離れた。


でも、手は繋いだままで。


「どうしたの二人とも?」


雪はけげんそうにあたし達を見る。


「あれ?二人とも顔、赤いけど」


遅れて来た悠も不思議そうにしていた。


「あはははは……」


なんでだろう?


隠すことじゃないのに、こんなに焦るのは。


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