あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
知らず知らずのうちに僕の身体も震えていることに気付いた。


「これまで以上に気を引き締め、警備にあたるように。それと、さやにはトラウマがある。なるべく悟られないように。それでは解散」


号令と共に自分達の持ち場に戻っていく使用人達。


部屋を出ようとすると、僕と斎藤さんはお義父様に呼び止められた。


「優也君、さやの最近の様子は?」


「今のところ特に問題はないと思われます」


「そうか。しかし、さやを一人にさせるのは危険だな。よし、さやにボディーガードをつけよう」


「それなら今、本堂を側に置いております」


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