あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
優也は何事もなかったかのように表情を明るく変えて言った。


それだけで、場の雰囲気がガラリと変わる。


「ね、優也」


「何?」


優しく答えてくれる優也に抱きつく。


この感じ、安心するなぁ。


「今日一緒に寝てもいい?」


「……いいよ」


「ちょっと、今の間は何?」


「一緒に寝るだけじゃ済まなくなりそうだな、って」


優也はイタズラに笑う。


その余裕そうな笑みを崩したくなる。


「何言ってるの?今日は寝るだけだよ。あたしは疲れてるんだから」


「そう、残念。可愛いさやが見たかったのに」


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