あたしのイジワル執事様!?【続編更新中】
しびれを切らしたのか、あたしを無理矢理起こした。


仕方なく目を開けると、優也がにっこり笑って、


「おはようございます。さやお嬢様」


「……おはよう。優也」


いつも起こしてくれるのは年配の執事さんなんだけど、今日からは違う。


昨日入ったばかりの優也だ。


「お嬢様。寝起きが少し良くないですね。寝つけませんでしたか?」


優也は心配そうにきいてきた。

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