*憧れの先輩と同い年のアイツ*
ソファーに腰掛け、レンゲでお粥を口に運ぶ。



だが、やはり食は進まない。



少しは口を付けたがものの、美加はすぐに食べる手を止めてしまった。



(また後で食べよっかな…)



と、お粥をテーブルの端に寄せた。





特にする事のない美加は、テレビをつけ、ソファーに横になった。



(この番組見るの、すごい久しぶり!)



いつもは学校にいるので見ることの出来ない昼間のテレビ番組。



美加は目を輝かせながら見ていた。




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