*憧れの先輩と同い年のアイツ*

気が付くと、電車は美加の最寄り駅に到着していた。



『…今日はここでいいから。』



電車の扉が開いた。



「待てって!」



美加は、掴もうとした竜也の手を振りほどき、ひとりで電車から降りた。




―クリスマスイブ迄あと4日―
< 98 / 140 >

この作品をシェア

pagetop