仮☆格差恋愛
「リカ!!オハヨー♪」
「おはよう!由衣♪」
由衣とは1年の時も同じクラスで
結構仲良かったので、話やすい!
何て言ったって、由衣はほんとに優しい子。
ちょっとなまった方言がすごく可愛いくて、
毎朝二時間電車に揺れて学校に来てる。
「リカ~!クラス一緒で良かった!あんなぁ、
由衣クラスに友達おらんかったらどうしようって思った!」
「リカも由衣と一緒で嬉しい!!由衣なら大丈夫だよ!
明るいし、優しいから♪」
「そうかなあ?リカは可愛いから、寄ってくるよ~!
またまたクラスのアイドルだん!!」
「アイドルなんてなったことないよ!」
「1年の時なぁ、皆リカの事可愛いって言ってた!でも
可愛いけん近寄れんかったんだろうな~」
私が可愛い!?!?
有り得ないんだけど…
キーンコーンカーンコーン…
チャイムが鳴って、皆が席に着く。
「遅くね??」
「担任誰かなー?」
ザワザワしながら、担任が来るのを待つ…
ガラガラッ