愛してる、愛してた、バイバイ。





『てか、そのハゲって校長だよな』




「あ、そだね。」


「こーちょー?」



『この学校で1番偉い人。』


「ふーん。」


心の底から興味が無いといった感じで、聞いて来たくせに欠伸している。



校長が、何やら紙を取り出して読み出した。


『由良。今から喋ったらダメだからな?』


「んぁー…」


曖昧な返事だが、もう始まるから、良いか。





「ーーーえー、本日この、南学校に入学してくれて誠にありがとうございます。」




何か、日本語可笑しいぞ?




ま、いいけど。



聞かないから。←聞け。アホ



黙れ。




寝ている由良の頭を撫でる。







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