紅の天使

『うん!!』


そう言うとリリアは二人の両手を握り、今にも涙が零れ落ちそうな目をしながら笑ってた



「じゃっさっさと喰おうぜ♪
オルティアの飯はすっげぇ旨いからw」



「パンと卵焼いただけだけどね」



「ま、良いじゃん
旨いんだから♪」



「…調子乗りめ…」



「うるへー!!//」



『プッ…あはははは!!
…あ"…すいません!
二人とも仲良いなと思って…』



「な~に言ってんだよ
これからリリアも仲間入りだぜ☆」



リーヴスはガバッとリリアの肩を抱き、髪をワシャワシャと乱暴に掻き回す

それをリリアは嫌がる所か、キョトンとしていた


「リーヴスこそ何言ってるのさ
リリアちゃんはもう僕らの仲間でしょ?」



オルティアはリーヴスにクシャクシャにされたリリアの髪を櫛で整え、高い所で1つに結っていた


『私…もう二人の仲間…?』



「当たり前だっつーの
俺らは一生親友だぜ☆」



「わっ!?
…いきなり辞めてよね、リーヴス」


リーヴスはグイッとオルティアの腕を引っ張って、リリアとオルティアを強く抱き締めた

リリアは戸惑いながらもゆっくり二人の背中に手を回した







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