時計の針は狂いだす
止まっている時計の針
いつものように空は青色・・・
いつものように太陽は昇り1日がはじまった。だけど、今日はちょっとちがう何かが起こりはじめた。

とある教室での放課後・・・
「あんず・・・杏子!!何ボッーとしてんの??あの事ほんと?」
真弓はボッーっとする私の前で手を振りながら私の名前を呼んでいた。
「あふぇ~。ふぁにが?[あれ~。何が?]」
そういいながら私はあくびを1つ。真弓はあきれながら
「だ~か~ら、奈架道センセーはほんとにあんたの事好きなの!?」
「はぁい!?何それ!!あの2ヶ月前にこの学校にきたばかりのめちゃモテる先生がしかもとってもとっても亀●君似のあの人が!!そんな馬鹿な話あるかぁ!!」
私はとても驚いた。真弓も驚いているに違いない。

-------奈架道センセー本名 奈架道夕真[なかみちゆうま]2ヶ月前に私達がいる、港原高校にやってきた体育の先生で1番人気のある先生で、めちゃ亀●君に似てる先生。
着任式の時皆が「きゃぁー」「カッコいい」と大声で言うまでの大騒動ではじまった。
それから皆は先生のファンクラブまで作るし、先生いつも皆に追っかけられてるし、今まででサイコーのお祭り騒ぎの毎日。

そんなさなか、今私は聞いてしまった。あの奈架道センセーがあたしの事すきだとぉ!!そんな時、
「おーい、もう下校過ぎてるぞ。もう学校出ろ。」
例の奈架道先生だった。なんと悪いタイミング!!
すると真弓は
「はぁい。いこっ杏子。さよーならー。」
「さっさようなら!」
おとなしく私達は出ていく。
後ろを1回振り返ると、先生が私達2人を見ていた。





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