漆黒のタクティック  【1巻】


月明かりが差し込む306号室。

お母さんはあの後、ずっと付き添っていた。
「ねえ、リュウ。あなたはお父さんのこと、嫌いだったよね。人を見捨てて生きてい行く事に、嫌がっていたよね。でもね、私は、あの時、怒っちゃったけど、私は、本当はすごくうれしかったの」
お母さんは小さく僕に向かって言う。

僕はその時目を開ける。
お母さんは僕が目を開けたことを驚く。
「お母さん、ごめんなさい」
僕はお母さんに謝る。心配をかけてしまったから



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