シュガーレス
だけど、わかった事がある。
「何やねん?」
1人でうんうんと頷く私を見て、怪訝な顔をする小泉君。
「小泉君てさ…」
それは、
ずっと気になっていた事。
「だから、時々寂しそうなんだね。…気付いてた?」
「は?」
「本当はそんな風に、周りを利用してる自分が悲しいんじゃない?」
元からそんな人なら、あんな顔はしない。
そんなあなただから
きっと、私は好きになったんだ。
「何を…」
信じられない、というような顔をしている。
きっと、自分じゃ気付いてないだけなんだよ。
「知ったような口きくなや!」
顔を歪ませ不機嫌そうに言葉を吐き捨てると、カフェオレのパックを握りつぶした。