恋の罠
「―――い? 海?」

「―――え?」


ハッと我にかえると、目の前には心配そうな顔をした鈴が立っていた。
すげえ上目遣いでこっちを見てて、危うくそこらへんのヤツらと同じように、落ちそうになった。

やべえやべぇ。


「海大丈夫? 具合悪いの?」


あきらかに心配をしている声で話す鈴。


「大丈夫。何でもねーよ」

「ならいいけど……」


あまり納得していないのか、まだ疑ってやがる。
大丈夫だっていってんのに。


「海、お前今日買出しいって来いよ」

「――は!? お前が行けよ」

「俺は生徒会の仕事溜まってってから。今日は遅れるって姉貴に伝えといて」

「ちっ――帰って来んな!」


…俺の家は飯作んのは当番制。
何もかもだ。
親2人共仕事だからな。

…今日は俺が買い出し当番か…。
めんどくせぇな。


しなきゃ姉ちゃんに殺されるからするけどよ。

< 107 / 107 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

君のトナリ
流樺/著

総文字数/16,189

恋愛(その他)60ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
”君のトナリ” そこに行きたくて そこに行けなくて 君のトナリには… いつになったら行けますか…? 私の実話です。 どうぞお読み下さい(∀)
Treasure
流樺/著

総文字数/25,281

恋愛(その他)81ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あなたは言ったよね 「俺の命より大切なものはお前」 あたしも言うよ もう逃げない あたしの大切なものは あなたです
あなたの大切なもの
流樺/著

総文字数/69,286

恋愛(その他)270ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
あなたに かけがえのない 大切なものは ありますか? 命を犠牲にしてまで 守りたいものは ありますか? あなたは言ったよね 「俺の命より大切なものはお前」 あたしも言うよ もう逃げない あたしの大切なものは あなたです ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ケータイ小説に大賞に 応募しました 読んでくださった方は 感想ノートに書き込んでくだされば うれしいです★ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop