自由と孤独のあいだで
私の心
恋をしたいと嘆き

愛されたいと願った

でも

自分の気持ちと違う好きや好意を感じ

私は迷ってしまう

欲しかった愛が目の前に転がってきたのに、手が伸びない

私の心に君はいない

隣を歩く君

優しさが痛いほど胸を刺す

偽りの無邪気さで、拾いもしない好意をつっつく

愛されたことがない私は、この好意を蹴り飛ばす勇気はない

経験だよ、と人は言うが、

愛されたことがない私は、この好意をお試しメニューのようには使い捨てできない

でも、私の心に君は映らない

痛いほど感じる君の視線が怖いのは、そこに次のステップを要求されるから

でも次は、きっとさよならしか残ってない


ごめんなさい

それでも、私は偽りの無邪気さを装って、今日も君にメールの返信をする

どっちにしろ、私は君を傷つけるんだろう

そして、愚かな自分に泣くのだろう






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