禁断の姉弟愛 ~欺くのはどっち?~
「どうしたの?」
「え?」
私は母の声で我に返った。
「お茶が冷めちゃうわよ?」
「あ、うん……」
「やっぱり具合悪そうね? 横になった方がいいんじゃない?」
どうしよう……。母といると、涙が出そうだ。
私はどうしたらいいのだろう。赤ちゃんを殺すなんて事、私は絶対にしたくない。せっかく芽生えてくれた命を大切に育ててあげたい。
でも、我が子に近親相姦の子だとは言えない。言ってはいけないし、知られてもいけない。それは命を賭けてでも、隠し通さなくてはいけない。でも……
そんな事が出来るだろうか。今のままの生活では無理だ。直人さんと本当の夫婦になる?
そんな事、直人さんや裕美ちゃんが納得するわけない。それ以前に、私自身が和也と別れるなんて到底出来ない。
私はこのところこればっかり考え、いつも堂々巡りをしている。うまい解決法なんて、ないんじゃないだろうか……
「え?」
私は母の声で我に返った。
「お茶が冷めちゃうわよ?」
「あ、うん……」
「やっぱり具合悪そうね? 横になった方がいいんじゃない?」
どうしよう……。母といると、涙が出そうだ。
私はどうしたらいいのだろう。赤ちゃんを殺すなんて事、私は絶対にしたくない。せっかく芽生えてくれた命を大切に育ててあげたい。
でも、我が子に近親相姦の子だとは言えない。言ってはいけないし、知られてもいけない。それは命を賭けてでも、隠し通さなくてはいけない。でも……
そんな事が出来るだろうか。今のままの生活では無理だ。直人さんと本当の夫婦になる?
そんな事、直人さんや裕美ちゃんが納得するわけない。それ以前に、私自身が和也と別れるなんて到底出来ない。
私はこのところこればっかり考え、いつも堂々巡りをしている。うまい解決法なんて、ないんじゃないだろうか……