禁断の姉弟愛 ~欺くのはどっち?~
「わたしね、最近変な事を想像しちゃうのよ」
呆然とする私をよそに、母は話し始めた。
「それはね、人に話したら笑われちゃうような、突拍子もない事なの。でもね、もし仮にその想像が本当だったとしたら、とても笑い話で済む事じゃないし、わたしや一部の人には、絶望的と言ってもいいくらいの事なのよ?」
「お母さん、それって……」
「黙って聞いて!」
母に厳しい目で睨まれてしまった。こんな母を見るのは生まれて初めてで、出掛かっていた涙も止まってしまった。
「だからわたしは考えたの。変な想像をするのは止めようって。世の中には、知らない方がいい真実ってあると思うのね。時々想像してしまう事があるかもしれないけど、それは決して人に言わず、わたしの頭の中にしまっておいて、そのままお墓の中まで持って行くつもり。それがみんなのためだと思うし、わたし自身のためだと思うから」
呆然とする私をよそに、母は話し始めた。
「それはね、人に話したら笑われちゃうような、突拍子もない事なの。でもね、もし仮にその想像が本当だったとしたら、とても笑い話で済む事じゃないし、わたしや一部の人には、絶望的と言ってもいいくらいの事なのよ?」
「お母さん、それって……」
「黙って聞いて!」
母に厳しい目で睨まれてしまった。こんな母を見るのは生まれて初めてで、出掛かっていた涙も止まってしまった。
「だからわたしは考えたの。変な想像をするのは止めようって。世の中には、知らない方がいい真実ってあると思うのね。時々想像してしまう事があるかもしれないけど、それは決して人に言わず、わたしの頭の中にしまっておいて、そのままお墓の中まで持って行くつもり。それがみんなのためだと思うし、わたし自身のためだと思うから」